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記事一覧

シルバーバーチの霊訓(八)一章 シルバーバーチのアイデンティティ

一章 シルバーバーチのアイデンティティ シルバーバーチとはいったい誰なのか。なぜ地上時代の本名を明かさないのか。アメリカ・インディアンの幽体を使用しているのはなぜなのか。こうした質問はこれまで何度となく繰り返されているが、二人の米国人が招待された時もそれが話題となった。そしてシルバーバーチは改めてこう答えた。 「私は実はインディアンではありません。あるインディアンの幽体を使用しているだけです。それ...

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シルバーバーチの霊訓(七)あとがき

解説 悲劇の霊媒ヘレン・ダンカン  七章に出ている霊媒ヘレン・ダンカンの投獄事件は〝世紀の裁判〟として当時の新聞をにぎわし〝暗黒時代〟の再来かという不安をスピリチュアリストに抱かせたものである。シルバーバーチが〝あなた方は暗黒時代へ引き戻されたわけではありません〟と言い、〝私は少しも心配していません〟と述べているのはそのためであるが、さらに、〝もっともっと不自由な思いをさせられる方が身のためです〟...

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シルバーバーチの霊訓(七)まえがき

巻頭言    頑固(カタクナ)な心、石ころのような精神では真理の種子(タネ)は芽を出しません。受容性に富む魂───率直に受け入れ、それが導くところならどこへでも付いて行ける魂においてのみ花開くものです。 あなたがそのような気持ちになるまでには、つまり真理を魂の中核として受け入れる備えができるまでには、あなたはそのために用意される数々の人生体験を耐え忍ばなくてはなりません。 もしもあなたがすでにその試練を...

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シルバーバーチの霊訓(七)十一章 なぜ神に祈るのか

十一章 なぜ神に祈るのか  〝あなたはなぜ神に祈るのですか〟と問われてシルバーバーチは〝祈り〟の本来のあり方について次のように述べた。 「それは、私に可能なかぎり最高の〝神の概念〟に波長を合わせたいという願いの表れなのです。 私は祈りとは魂の憧憬と内省のための手段、つまり抑え難い気持ちを外部へ向けて集中すると同時に、内部へ向けて探照の光を当てる行為であると考えております。ほんとうの祈りは利己的な動...

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シルバーバーチの霊訓(七)十章 質問に答える

十章 質問に答える(一)───スピリチュアリズムが現代の世界に貢献できるものの中で最大のものは何でしょうか。 「最大の貢献は神の子等にいろんな意味での自由をもたらすことです。これまで隷属させられてきた束縛から解放してくれます。知識の扉は誰にでも分け隔てなく開かれていることを教えてあげることによって、無知の牢獄から解放します。日蔭でなく日向で生きることを可能にします。 あらゆる迷信と宗教家の策謀から解...

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シルバーバーチの霊訓(七)九章 悩み多きインド

九章 悩み多きインド インドのボンベイの新聞〝フリープレス・ジャーナル〟のロンドン特派員シュリダール・テルカール氏がハンネン・スワッハー氏との不思議な出会いからシルバーバーチの交霊会に招かれた。以下はテルカール氏の記事である。             ※ ※ ※ われわれの日常生活には不思議なことが起きるものである。なぜそうなったかは必ずしも説明できない。〝ああ、それ...

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シルバーバーチの霊訓(七)八章 大きくなったルースとポール

八章 大きくなったルースとポール ジャーナリストであり作家でもあるP・ミラー氏の二人のお子さん、ルースとポールは、ごく自然な環境の中で、両親から死後の存続を事実として教わっている。今はもう少年期に入っているが、姉のルースが八歳、弟のポールが六歳の幼児期から(六年間)毎年のようにクリスマスが近づくと交霊会に招かれて、シルバーバーチとお話をしている。従ってシルバーバーチとはまるで家族のような親しい間柄...

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シルバーバーチの霊訓(七)七章 真理は法律では縛れない

七章 真理は法律では縛れない 二百年以上も前の一七三五年に施行された〝魔法行為取締法〟がホコリをかぶった公文書保管所から持ち出されて、物理霊媒のヘレン・ダンカンが投獄された。(巻末〝解説〟参照) これを契機に次々と霊媒が迫害を受け、交霊会が警察の手で妨害された。スピリチュアリズムがかつてない大きな脅威にさらされた時期だったが、そうした事態の中でシルバーバーチはこう語った。 「真理の行進を阻止できる...

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シルバーバーチの霊訓(七) 六章 わが子に先立たれた二組の夫婦と語る

六章 わが子に先立たれた二組の夫婦と語る 英国空軍に所属していた息子の戦死に心を痛めている夫婦が招待された。ご主人はある新聞社の編集を担当しておられる。夫婦はそれまで幾人かの霊媒を通じて息子との交信を求めてきたが、効を奏していない。そこでご主人がシルバーバーチにこう尋ねた。───他界した者との交信を求めてあの霊媒、この霊媒とまわり歩くのは良いことでしょうか。もし誰かほかの人がうまく交信に成功したとき...

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シルバーバーチの霊訓(七)五章 懲罰と報復─大戦が終わって

五章 懲罰と報復─大戦が終わって ヨーロッパの戦乱が終結して間もないある日の交霊会で、「敗戦国の人々に対して霊的真理をどう説かれますか」と問われて、シルバーバーチは次のように語った。(訳者注───第二次大戦で枢軸国と呼ばれた日・独・伊三国のうち、まず独伊が降服し、それから二ヶ月後に日本が降服したので、この交霊会はその間つまり一九四五年六月から八月の間に開かれた計算になる) 「真理は真理です。その本質は...

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シルバーバーチの霊訓(七)四章 若き軍人と語る

四章 若き軍人と語る シルバーバーチと語ることを永年の夢にしていた英国陸軍第八部隊所属の一軍人が、念願かなってハンネン・スワッハー・ホームサークルに招かれた。本来はフリート街の青年ジャーナリストである。(訳者注───フリート街は英国の一流新聞社が軒を連ねているところで、そこの御意見番的存在だったのがほかならぬハンネン・スワッハーで、そういう関係からその青年軍人も出席が叶えられたのであろう) 青年は早...

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シルバーバーチの霊訓(七)三章 戦地でも愛読された霊訓

三章 戦地でも愛読された霊訓 ハンネン・スワッハー・ホームサークルにとっての最大危機は第二次世界大戦の勃発だった。波長の乱れによって霊的回線が混乱し、時には切れてしまったりして、その補修工事をしながらどうにか切り抜けたが、霊団の中には 「もう無理です。当分中止しましょう」 と進言する者もいたらしい。が、シルバーバーチは地上人類もかつてない危機にひんしている、今こそ自分たちの存在価値があるとの主張を貫...

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シルバーバーチの霊訓(七)二章 今なぜスピリチュアリズムか

二章 今なぜスピリチュアリズムか シルバーバーチの交霊会には時おりレギュラーメンバーのほかに新参者が招かれる。その日も一人の招待客が出席していた。その客の質問に対するシルバーバーチの答えは、さながらスピリチュアリズムの要約の観があるので紹介しよう。 「私たち霊団の仕事の一つは、地上へ霊的真理をもたらすことです。これは大変な使命です。霊界から見る地上は無知の程度がひどすぎます。その無知が生みだす悪弊...

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シルバーバーチの霊訓(七)一章 二つの世界が交わる場所 ─ある日の交霊会─

一章 二つの世界が交わる場所 ─ある日の交霊会─ その日の出席者は六人だった。ロンドンのアパートの一室で小さなテーブルを囲んで座り、全員が両手をそのテーブルの上に軽く置いた。そしてスピリチュアリスト用に作られた、霊力の素晴らしさを讃える讃美歌を歌っているうちにテーブルが動きはじめる。 そこでシルバーバーチ霊団の各メンバーがかわるがわるそのテーブルを動かすことによって挨拶した。最も、これは誰であるかが...

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シルバーバーチの霊訓(六)あとがき

解説 〝霊〟と〝幽霊〟   四章の 「ジョン少年との対話」 に出てくる〝霊〟と〝幽霊〟はどう違うかという質問は、シルバーバーチも〝なかなかいい質問ですよ〟と言っているように、西洋ではとかく誤解されがちな問題であるが、現下の日本の心霊事情を見てもその誤解ないしは認識不足によってとんでもない概念が広がっているので、ここでシルバーバーチの答えを敷延(フエン)する形で解説を施しておきたい。 誤解には二通りある...

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シルバーバーチの霊訓(六)まえがき

編者まえがき  ハンネン・スワッハー・ホームサークルの指導霊としてあまねく知られているシルバーバーチの霊言集はすでに数冊出版されているが、読者の要望にお応えして新たにこの一冊が加えられることになったのは有難いことである。これが六冊目となる。他に小冊子が二冊、訓えを要約したものと祈りの言葉を精選したものとが出ている。 もとより活字ではシルバーバーチの温かい人間味が出せないし、ほとばしり出る愛を伝える...

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シルバーバーチの霊訓(六)十二章 苦難にこそ感謝を

十二章 苦難にこそ感謝を 「私は霊的な目を通して眺めることができるという利点のおかげで真理のさまざまな側面が見える立場にあります。あなた方は残念ながら肉体の中に閉じ込められているという不利な条件のために、私と同じ視点から眺める事ができません」 これは今スピリチュアリズムを熱心に勉強しはじめた初心者の夫婦を招いた時に、霊と物質という基本的なテーマについて語るにあたっての前置きである。続けてこう語る。...

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シルバーバーチの霊訓(六)十一章 みんな永遠の旅の仲間

十一章 みんな永遠の旅の仲間 ある日の交霊会で、開会を前にして出席者の間で〝実存主義〟についての議論が戦わされたことがあった。(訳者注───霊媒のバーバネルが入神しシルバーバーチが憑ってくると開会となるが、霊団はその前から準備しているので、シルバーバーチはその議論のようすを全部知っている)  出現したシルバーバーチがこう述べた。 「ただ今の議論と真理の本質に関するご意見をとても興味ぶかく拝聴いたしま...

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シルバーバーチの霊訓(六)十章 あらためて基本的真理を

十章 あらためて基本的真理を シルバーバーチが霊媒を招待した時はいつも温かい歓迎の言葉で迎えるが、古くからの馴染の霊媒であればその態度はいっそう顕著となる。これから紹介する女性霊媒とご主人はハンネン・スワッハー・ホームサークルの結成当初からのメンバーで、最近は永らく自宅で独自の交霊会を催しておられ、今回は久しぶりの出席である。 夏休みあとの最初の交霊会となったこの日もシルバーバーチによる神への祈願...

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シルバーバーチの霊訓(六)九章 良心の声

九章 良心の声 More Wisdom of Silver Birch (次の第七巻として翻訳の予定───訳者) を読んだ読者からサークル宛に長文の手紙が寄せられた。その大要を紹介すると───〝私の知っている人の中には神を畏れ教会を第一主義とする信心深い人が大勢います。その人たちは確かに親切心に富み喜んで人助けをする人たちで、教会が善いこと正しいこととして教えるものを忠実に守っております。ところが何でもないはずの霊的事実を耳にする...

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シルバーバーチの霊訓(六)八章 真理には無限の側面がある

八章 真理には無限の側面がある 作家としても出版業者としても成功をおさめている男性と、心霊知識の普及に健筆を揮っている女性(両者とも氏名は紹介されていない。手掛かりになるものもない───訳者)が招かれた時の様子を紹介する。 この男性は交霊会は今回が初めてであるが、スピリチュアリズムには早くから親しんでいた。そこでシルバーバーチがこう挨拶した。 「私はあなたを見知らぬ客としてではなく待ちに待った友とし...

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シルバーバーチの霊訓(六)七章 難しい質問に答える

七章 難しい質問に答える 「今夜は招待客がいらっしゃらないようですので、ひとつこの機会に、皆さんがふだん持て余しておられる疑問点をお聞きすることにしましょう。易しい問題はお断わりです。今夜にかぎって難問を所望(ショモウ)しましょう」 易しい真理を平易に説くことをモットーとしているシルバーバーチが、ある日の交霊会の開会と同時にこう切り出した。さっそく次々と質問が出されたが、その中から興味深いものをいくつ...

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シルバーバーチの霊訓(六)六章 婚約者を不慮の事故で失って

六章 婚約者を不慮の事故で失って 映画女優のマール・オべロンには婚約者(フイアンセ)がいた。そのフィアンセを空港で見送った数秒後にオべロンの人生に悲劇が訪れた。フィアンセを乗せた飛行機が爆発炎上したのである。事故の知らせを聞いて当然のことながらオべロンは芒然自失の状態に陥った。 その後間もなく、ふとしたきっかけでハンネン・スワッハーの My Greatest Story (私にとって最大の物語)という本を手に入れ、その中...

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シルバーバーチの霊訓(六)五章 老スピリチュアリストとの対話

五章 老スピリチュアリストとの対話 英国のみならず広く海外でも活躍している古くからのスピリチュアリスト(※)が招待され、シルバーバーチは「霊的知識に早くから馴染まれ、その道を一途に歩まれ、今や多くの啓示を授かる段階まで到達された人」 として丁重にお迎えした。(※ 名前は紹介されていない。推測する手掛かりも見当たらない。霊言集にはこのように名前を明かしてもよさそうなのに、と思えるケースがよくあるが、多分...

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シルバーバーチの霊訓(六)四章 ジョン少年との対話

四章 ジョン少年との対話      人間の目と霊の目 11歳のジョン君にとってこれが最初の交霊会だった。幼い時に妹を失い、今度は父親を不慮の事故で失って母親と二人きりとなったが、母親がシルバーバーチを通じて聞いた二人からのメッセージを何時もジョン君に語っていたので、11歳の少年ながら、すでに死後の世界の存在を自然に信じるようになっていた。 まずシルバーバーチからお父さんと妹がここに来てますよと言い、二...

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シルバーバーチの霊訓(六)三章 自分の責任・他人の責任

三章 自分の責任・他人の責任 熱心なスピリチュアリストである実業家がある交霊会で質問した。───背後霊や友人(の霊)に援助を要求するのはどの程度まで許されるのでしょうか 「生身の人間である霊媒との接触によって仕事をしている私どもは、地上生活における必要性、習慣、欲求といったものを熟知していなければなりません。物的必要性について無頓着ではいられません。現実に地上で生きている人間を扱っているからです。結...

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シルバーバーチの霊訓(六)二章 心霊治療──その本当の意義

二章 心霊治療──その本当の意義 「これまでに成し遂げられてきたことは確かに立派ですが、まだまだ頂上は極められておりません」 世界的に知られる心霊治療家のハリー・エドワーズ氏が助手のジョージ・バートン夫妻と共に交霊会を訪れた時にシルバーバチはそう語りかけた。(訳者注───今はもう三人ともこの世にいないが、〝ハリー・エドワーズ心霊治療所〟Harry Edwards Healing Sanctuary はその名称のままレイ・ブランチ夫妻...

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シルバーバーチの霊訓(六)一章 神への祈り

一章 神への祈り いつの交霊会でもシルバーバーチは必ず祈りの言葉で開会する。延べにして数百を数える祈りの中には型にはまった同じ祈りは一つもない。しかしその中味は一貫している。次はその典型的なもののひとつである。 「神よ、いつの時代にも霊覚者たちは地上世界の彼方に存在する霊的世界を垣間みておりました。ある者は霊視状態において、ある者は入神(トランス)の境地において、そして又ある者は夢の中においてそれを捉...

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シルバーバーチの霊訓(五)あとがき

解説 「動機」と「罪」 本書は Teachings of Silver Birch の続編で、編者は同じくオースティンである。オースティンという人はバーバネルが職業紹介所を通じて雇い入れた、スピリチュアリズムにはまったくの素人だった人で、早速ある霊媒の取材に行かされて衝撃的な現象を見せつけられ、いっぺんに参ってしまった。その後例の英国国教会スピリチュアリズム調査委員会による〝多数意見報告書〟の取得をめぐってバーバネルの片腕...

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シルバーバーチの霊訓(五)まえがき

巻頭言 あなたがもしも古き神話や伝来の信仰をもって足れりとし、あるいはすでに真理の頂上を極めたと自負されるならば、本書は用はない。が、もしも人生とは一つの冒険であること、魂は常に新しき視野、新しき道を求めてやまぬものであることをご存知ならば、ぜひお読みいただいて、世界のすべての宗教の背後に埋もれてしまった必須の霊的真理を本書の中に見出して頂きたい。 そこにはすべての宗教の創始者によって説かれた教え...

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